ドイツのカーニバル期間中の街は派手な衣装を身にまとった人々で溢れ、様々なイベントが行われるのでとにかく楽しむことができるお祭りです。

カーニバルはキリスト教のイースター（復活祭）前の断食に備えてたくさん飲んで食べておこう、といった目的で始まったのですが、この地方では古来から春の訪れと豊作を願うお祭りがあり、キリスト教の断食期間の制定されてからはどの地方でも断食前の時期にお祭りを行うようになりました。

2月頃に始まるカーニバルの日付は毎年異なるのですが、曜日は木曜日から火曜日までと決められています。

ケルン、デュッセルドルフ、マインツは特に大きなカーニバルが開催され、街の至るところでパフォーマンスが繰り広げられます。

バーには派手な衣装を着た人がビールやワインを片手に盛り上がっていて、祭りが最高潮を迎えるバラの月曜日には仮装行列があったり、音楽隊がパレードを行って山車の上からお菓子がばらまかれたりします。

カーニバルの開催中にはベルリーナと呼ばれるジャム入りのドーナツが出回り、派手な衣装を着た店員さんが販売しています。