日本もたびたび登場するのが、『治安がいい国ランキング』ではないでしょうか。
治安の良さとは、英エコノミスト紙が出している“世界平和度指数”(内外戦の有無や犯罪件数、政治の安定度から算出するもの)をはじめ、物価や失業率、国民の所得など、様々な角度からはかることができます。
ここで常に上位に位置しているのが、北ヨーロッパの国、アイスランドです。
アイスランドの人口は30万人ほどで、日本で言えば新宿区くらいでしょうか。
国土面積は北海道を一回り大きくしたくらいの、小さな島です。
北国特有の気候から、春から秋にかけてはオーロラが見られ、美しい氷河が迫ります。
また、間欠泉と呼ばれる、沸騰した水が地面から吹き上げる光景も有名です。
アイスランドを舞台にした映画『湿地』でも、そんなアイスランドの風景や、人間模様を垣間見ることができます。
美しく高くそびえる山々、どこまでも広い空は、見ているだけで清々しく、崇高さのようなものを感じ取れる気になります。
アイスランド人は、小さな土地に長年小規模な人数で暮らしてきたため、互いに知り合いも多いと言います。
それが、おのずと犯罪等の抑止となっているのかもしれませんね。