TSAロックというのは、米国連邦航空省運輸保安局が公認している鍵のことを指しています。
旅行などでアメリカ国内の空港を利用する際、スーツケースなど、航空会社に預ける荷物に鍵をしてはいけない決まりとなっています。
安全上の理由から米国連邦航空省交通保安局は、アメリカ国内の空港に預けられた荷物の検査を強化しています。
アメリカ国内の空港では、無作為に手荷物の中身の査が実施されており、検査の対象となった場合には、手荷物に施錠してあったとしても、中身を検査してもらう必要があるのです。
そのため、スーツケースなどに通常の鍵がかけられている場合には、鍵を破壊して内部の検査が行われることになります。
このようなリスクをなくすのに、TSAロックが有効です。
TSAロックは、米国連邦航空省運輸保安局が開錠することができるため、鍵を破壊される恐れがなくなります。
検査が終了した後には再び施錠してもらえますので、防犯面でも安心です。