日本航空、国内線の機内WiFiを永続的に無料化
2017/06/23
日本航空(JL)は6月20日、国内線の機内で提供しているWiFiサービスを
永続的に無料化すると発表した。JL広報部によれば2014年7月のサービス
提供開始以来、利用者は順調に増加。JLの機内WiFiサービスではEメール
の確認やインターネットの閲覧が可能。限られた通信容量を乗客で共有す
るため動画サイトは利用できないが、JLが提供する「Wi-Fiビデオプログ
ラム」は視聴できる。サービスを提供するのは「JAL SKY NEXT」を搭載し
たボーイングB777-300型機、B777-200型機、B767-300型機、B737-800型機
で、現時点でJLは計77機を保有。これらの機材は羽田、成田、伊丹、関空
発着の基幹路線など約40路線に導入しており、地域路線を除く便の約85%
で無料WiFiサービスが利用できることになるという。なお、JL広報部は、
国際線については無料化は計画していないことを説明。ちなみに全日空
(NH)は、40分550円または1フライト1050円で国内線の機内WiFiサービ
スを提供中。現時点では無料化の予定はないという。